infrastructure プロジェクトの設定⚓︎
infrastructure プロジェクトで必要な設定を解説します。
依存ライブラリの設定⚓︎
infrastructure プロジェクトで必要になるライブラリは、主にデータアクセス処理の実装に必要なライブラリです。 データアクセス処理の実装に AlesInfiny Maia OSS Edition で推奨する MyBatis を利用する場合には、 mybatis-spring-boot-starter を利用することを推奨します。 infrastructure プロジェクトで利用を推奨するライブラリは以下の通りです。
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mybatis-spring-boot-starter: MyBatis と Spring Boot を統合するためのスターター -
h2:テストやローカル実行で利用する組み込みの H2 データベース
| infrastructure/build.gradle | |
|---|---|
1 2 3 4 | |
データアクセス処理の実装に MyBatis 以外を利用する場合、適切なライブラリに切り替えてください。
各依存ライブラリのバージョンの参照先
依存プロジェクトの設定⚓︎
infrastructure プロジェクトは application-core 、 system-common を参照しています。 そのため、 build.gradle で以下のように他のプロジェクトを依存関係に含めます。
| infrastructure/build.gradle | |
|---|---|
1 2 3 4 | |
ロギングライブラリの除外設定⚓︎
依存関係に記載している org.mybatis.spring.boot:mybatis-spring-boot-starter ライブラリは、デフォルトで Logback 用のライブラリである org.springframework.boot:spring-boot-starter-logging が推移的依存で追加されます。
AlesInfiny Maia OSS Edition では、ロギングライブラリとして Apache Log4j 2 (以降 log4j2)を使用します。 そのため、以下のようにデフォルトのロギングライブラリを依存関係から除外する設定を記述します。
| spring-boot-starter-logging の除外設定 | |
|---|---|
1 2 3 4 5 | |
プロジェクトのビルド方法の設定⚓︎
infrastructure プロジェクトは単体で動作せず、他プロジェクトからライブラリとして呼び出します。 呼び出し可能な Jar ファイルで出力する必要がないため以下を設定します。
| infrastructure/build.gradle | |
|---|---|
1 2 3 4 5 6 7 | |
また、併せて不要なファイルを削除します。 infrastructure プロジェクトの src 以下にある、 InfrastructureApplication.java と InfrastructureApplicationTest.java を削除してください。
ここまでを実行した後に、適切にビルドが実行できるかを確認します。 ターミナルを用いてルートプロジェクト直下で以下を実行してください。
| infrastructure プロジェクトのビルド | |
|---|---|
1 | |
ここまでの手順を実行した際の infrastructure/build.gradle の例
| infrastructure/build.gradle | |
|---|---|
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 | |
MyBatis Generator によるコードの自動生成⚓︎
MyBatis Generator は、 MyBatis を使用する際に、データベースのテーブルからテーブルエンティティやマッパーインターフェース、 SQL マッピングファイルを自動的に生成するツールです。
具体的な設定方法については、こちら を参照してください。