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バッチアプリケーションのテスト方針⚓︎

バッチアプリケーションのテスト方針について解説します。

テストレベル⚓︎

テストで確認する内容に合わせて、テストレベルを定義することが一般的です。 本稿では、以下のテストレベルについて取り扱います。 これ以外のテストレベルは、実行方法などを特に解説しません。

  1. 単体テスト (UT0)

    アプリケーション内のクラスやメソッドが、仕様通りに実装されているか確認するテストです。 バッチアプリケーションの単体テストについては、バックエンドアプリケーションの単体テスト の構成と違いはありません。 ただし、 Spring Batch の単体テスト用のライブラリとして Spring Batch Test が提供されています。

    バックエンドアプリケーションの単体テストで利用するツール と組み合わせて、バッチアプリケーションの単体テストを実装してください。

  2. 結合テスト (ITa)

    アプリケーションが、外部仕様に従った機能性を有しているか確認するテストです。 JUnit 、 Spring Test 、 H2 を用いて、ジョブの起動からデータの変換、データベース / ファイルの書き込み処理、テスト結果の確認までエンドツーエンドの動的テストを実現します。